タイヤの製造年月日の見方は?年式の調べ方や交換のタイミングをご紹介!

タイヤを交換する時は何を基準にしたらいいの?

タイヤの製造年月日はどこを見ればわかる?

タイヤの側面には、メーカー名やタイヤサイズだけでなく、タイヤの製造年週が表示される場合があります。

タイヤは使用していなくても寿命があるため、製造年週情報はタイヤ交換時に非常に重要な情報です。

この記事では、タイヤ製造年週の読み方から、タイヤ交換の目安までを詳しく解説します。

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タイヤの製造年月日|タイヤの見方

タイヤの製造年月日|タイヤの見方

タイヤの製造年月日を確認する際には、タイヤの側面(サイドウォール)をチェックします。

異なる製造メーカーによって、表記方法は多少異なりますが、ほとんどのタイヤ製品には「4桁の数字」が記載されており、この数値の並びで製造年月日と製造週を把握することができます。

例えば、「0117」という数字が表示されていた場合、上2桁が「製造週」であり、下2桁が「製造年」を示します。

上記の例では、「01=01週目」「17=2017年」となりますので、このタイヤは2017年の1週目(1/1~1/7)に製造されたことがわかります。

基本的には、タイヤの外側から目視できる位置に刻印されていますが、一部の製品ではタイヤの内側に表示されていることもあります。

参照:メンテナンスについて|トヨタ自動車

タイヤの製造年月日|刻印の意味

タイヤには製造年週の刻印以外にも、さまざまな情報が数字やアルファベット記号で示されています。これにはタイヤのサイズや最高速度への対応などが含まれます。

以下では、タイヤに刻まれた情報について詳しく解説します。

タイヤサイズ

「225/40R19 93W」という表記は、タイヤのサイズや性能を示しています。

まず、「225」はタイヤの幅(断面幅)を示し、幅が225mmであることを表しています。

次に「40」は偏平率を示し、断面の高さ÷タイヤの幅(断面幅)×100で計算されます。

「R」はアルファベットで、ラジアル構造のタイヤであることを意味します。

「19」はタイヤの内径を示し、直径が19インチ(約482.6mm)であることを示しています。

また、「93」は荷重指数(ロードインデックス)であり、規定の条件下で1本のタイヤにかかる負荷を示す数字です。

荷重指数「93」は650kgの負荷能力があることを示します。

最後に「W」は速度記号であり、タイヤが対応している最高速度を示します。

「W」は最高速度270km/hまで対応していることを表しています。

タイヤサイズのまとめ
  • 225:タイヤの幅(断面幅)
  • 40:偏平率、断面の高さ÷タイヤの幅(断面幅)×100
  • R:ラジアル構造のタイヤ
  • 19:タイヤの内径、直径が19インチ(約482.6mm)
  • 93:荷重指数
  • W:速度記号

回転方向(ローテーション)

タイヤに「ROTATION(ローテーション)」と記載されている場合、そのタイヤは回転方向が指定されています。

回転方向が指定されているタイヤを誤って左右を取り違えると、走行時に抵抗が生じたり、性能が十分に発揮されなかったりと、トラブルの原因になることがあります。

従って、タイヤを指定した方向に取り付けることが重要です。

スリップサイン

スリップサイン

タイヤの側面には、三角マークがありますが、これはスリップサインの位置を示しています。スリップサインは、タイヤの溝の深さを示す重要な指標です。

三角マークの延長線をたどると、溝に盛り上がっている部分があり、これがスリップサインです。タイヤの残り溝が1.6mmになると、スリップサインが表面に出てくることを意味します。

スリップサインが現れる前に、早めにタイヤを交換することが大切です。安全な走行のために、タイヤの状態を定期的にチェックし、交換のタイミングを見極めましょう。

インサイド/アウトサイド

インサイド/アウトサイド

タイヤの中には、「INSIDE(インサイド)」、「OUTSIDE(アウトサイド)」という刻印があります。

これらのタイヤは、非対称パターンのトレッド面を持っており、特有の特徴があります。「OUTSIDE」と刻印された部分は、タイヤの外側から見えるように取り付ける必要があります。

誤って「OUTSIDE」を内側に取り付けてしまうと、タイヤの性能が正しく発揮されず、注意が必要です。

適切な向きでタイヤを取り付けることで、安全かつ最適な性能を確保できますので、注意深く取り扱いましょう。

スノーフレークマークとM+Sマーク

アルファベットの「M+S」の表記は、”MUD(マッド/泥)+SNOW(スノー/雪)”の頭文字を組み合わせた記号です。

このマークは、ぬかるみや雪道に対応する性能を持つタイヤに付けられています。また、M+Sの横にある「山型の中に雪の結晶のようなマーク」は、スノーフレークマークと呼ばれ、ASTM(米国試験材料協会)の規格に基づいて、厳しい寒冷地でも十分な性能を備えることが認められた証です。

オールシーズンタイヤにはM+Sのマークのみが刻印されているものもありますが、雪道での性能を重視する場合は、スノーフレークマークが付いたタイヤを選ぶことをおすすめします。

プラットフォーム

スタッドレスタイヤには「プラットフォーム」というサインが溝にあることがあります。

しかし、プラットフォームがタイヤの表面に出てきたら、そのタイヤはスタッドレスタイヤとしての使用はできません。

タイヤの製造年月日|交換の目安

タイヤの交換タイミングは製造年週だけでなく、タイヤの状態からも判断できます。パンクやバーストなどのトラブルを避けるためには、適切なタイヤ交換が重要です。

外出先でのトラブルを防止するため、タイヤの交換目安を知っておきましょう。

製造年週を参考にする

一般的に、新品タイヤの寿命は夏タイヤで4〜5年、冬タイヤで3〜4年とされていますが、実際の寿命は車の使用状況や環境によって異なります。

例えば、屋外の駐車場で日光に当たる環境や、悪路をよく走る場合は、タイヤの寿命が短くなる傾向があります。製造年週は目安ですが、製造から10年経ったタイヤはゴムの劣化が進んでいるため、新品でも交換が推奨されます。

また、購入時期と製造年週が一致しない場合もあります。例えば、2022年に購入したタイヤでも製造年週が2021年の場合があるため、使用年数の参考にする際には注意が必要です。

スリップサインの目安は1.6mm

スリップサインが現れると、タイヤの溝が残り1.6mmになっていることを意味します。

スリップサインが出たタイヤは、車の基本的な動作である「加速」「曲がる」「停止」といった操作が危険な状態で損なわれる可能性があるだけでなく、1.6mm以上の溝がないタイヤを使用することは道路交通法に違反する行為です。

また、タイヤの性能はスリップサインが出る直前まで保たれるわけではなく、徐々に低下していきます。

一般的な目安として、タイヤの溝が4mm以下になったら早めにタイヤ交換を行うことがおすすめです。安全な走行を維持するために、タイヤの状態を定期的に確認し、必要に応じて交換することが大切です。

走行距離は32,000kmを目安に

タイヤを新品に交換してから約32,000km走行した段階で、タイヤ交換の時期が訪れます。

一般的に、タイヤのゴムは走行距離5,000kmごとに約1mm摩耗すると言われています。

新品のタイヤは約8mmの溝がありますので、これを考慮して計算すると、約32,000km走行するとタイヤの溝が約1.6mmまで摩耗することになります。

ただし、タイヤの種類によっても摩耗のペースは異なるので、定期的な点検と適切なタイヤメンテナンスを行うことが重要です。

ひび割れや亀裂は要交換

タイヤに深いひび割れや亀裂が見られ、内部に達している場合は、タイヤを交換する必要があります。

また、タイヤの側面を形成している「カーカス」と呼ばれる部分が切れると、タイヤの側面の一部が盛り上がった状態(これを「ピンチカット」と言います)になります。

この状態のままで走行を続けると、パンクやバーストの危険性が高まるため、早急にタイヤを交換することが大切です。タイヤの安全性を確保するためにも、定期的な点検と異常が見つかった場合の迅速な対応が必要です。

タイヤの製造年月日|古いタイヤを使うとどうなる?

古い製造年月日のタイヤや劣化したタイヤを使用し続けることには、以下のようなリスクが存在します。それぞれを詳しく見ていきましょう。

バースト(破裂)する可能性

劣化したタイヤを継続して使用すると、バースト(破裂)の危険性が高まります。バーストはパンクとは異なり、突然タイヤが大きな爆発音とともに破裂する現象です。放置されたひび割れから水が侵入し、内部がさびてしまうことでタイヤ全体が歪みます。

バーストが発生すると、ハンドルが取られて車のコントロールが失われ、事故につながる恐れがあります。タイヤの状態を定期的に専門店でチェックしてもらうことで、不具合を早期に発見できるので、非常に重要です。

スリップする可能性

タイヤの溝が減ってしまうと、スリップしやすくなるため、運転時には特に注意が必要です。特に雨の日は路面が滑りやすくなり、ブレーキの効きが低下するため、より危険が増します。

溝の減りを感じたら、なるべく早めに交換することをおすすめします。適切なタイヤを使うことで、安全な運転ができるように心掛けましょう。

タイヤの製造年月日|まとめ

タイヤの寿命は使用期間だけでなく、使われる状況や保管方法などによって大きく影響されます。

タイヤが健康な状態を維持し、適切なコンディションを保つことは、安全運転にとって不可欠です。

実際に考えると、タイヤが路面に接地する部分はハガキ一枚分の小さな面積だけ。それでもこのわずかな面積が車と乗員の安全を支えています。

製造年週やその他の情報は、タイヤの特性を知るための重要なプロフィールと言えるでしょう。

大切な役割を果たすタイヤに対して理解を深め、タイヤの健康管理に意識を向けることは、安全で快適なカーライフを守ることに繋がります。

タイヤの管理を積極的に行い、適切なタイミングで交換することで、パンクやバーストのリスクを回避しましょう。

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